- 仏事Q&A
「善をも思わず 悪をも思わず」とは、どういう意味ですか?
よく、歴史上の人物を善悪で判断することがあります。
この人は大勢の人を苦しめたという説があれば、反対に、社会事業をやり遂げたと称賛する説もあります。
でも、実際のところ人の評価は割れるものでどちらともいえないですよね?
善か悪か、甲か乙か、といった二元的な選択肢から逸脱した境地に立つことがすすめられます。
善悪の判断基準は、あくまでも人が心の中に作り出した判断基準でしかありません。良い悪いというフィルターに惑わされていると、大切なものを見逃してしまいます。善い悪いだけでは判断できないことだってたくさんあります。
もともとこの天地には上下左右がないのです。そう考えてみれば、邪なものにとらわれず、本来の純粋な姿が見えてくるものです。
さあ一度、善悪の概念から解き放たれてみましょう