仏事Q&A

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「竹に上下の節せつあり」とは、どういう意味ですか?

人との相性に悩んだときは、この言葉を思い出してください。
この言葉には「松に古今の色なし」という続きがあります。 竹は上下の節を持ち、松は季節が変わっても色を変えない植物です。 上下の節を持つものもあれば、いうtも変わらぬものもある。 その違いをそのままに受け入れようという意味です。

 

夫婦を例に考えてみましょう。 男尊女卑はよくありませんが、仲の良い夫婦であってもそこには元から男と女という変えられない違いがあります。 それに加え、物事に対しての考え方が違うこともあるでしょう。 お互いに得意なこと、苦手なこともあるはずです。 

しかし、その違う部分を受け入れて認め合い、足りない部分を支えあって生きていくのが理想的な夫婦の関係です。 まったく違って見える竹と松が自然の中でありのままの状態で共存しているように、まず男女という違いがある夫婦の関係も尊重しあっていくことが大切なのです。

ご参考までに・・・。