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2024.02.10
色々な岩石のうち、種々の加工をして土木建築をはじめ墓石・記念碑・工芸品・実用品の製作などに利用されるものを石材といいます。量的には土木建築用に多く用いられています。自然石のまま利用される庭石や、採取してそのまま用いられる砂利や砂は広い意味では石材ですが、加工して使わないので石材には含まれません。
石材は石器時代から利用され、西洋の石造建築は古代エジプト・ギリシャ・ローマ時代の神殿から中世のゴシック教会堂へと発展しました。日本では明治になってから、洋風建築や鉄道・港湾などの土木工事が始まるとともに石材の需要が増えました。その後、鉄筋コンクリート技術の導入により建築構造材としての利用は減りました。
代わって骨材としての川砂利の利用が始まりましたが、近年は川砂利では需要を満たすことができないので、骨材はおもに各地の採石場から得られる砕石を用いるようになりました。
また石材技術の進歩とあいまって、建築石材はおもに板材として装飾用に利用され、磨くと美しい光沢面が得られる御影石と大理石が重視されるようになりました。最近はこれらの石材の多くを海外から輸入しています。
これらおもに建築の内外に用いられる石材と、庭石として庭園に用いられる自然石の特徴や種類は下の表のとおりです。
色々な岩石のうち、種々の加工をして土木建築をはじめ墓石・記念碑・工芸品・実用品の製作などに利用されるものを石材といいます。量的には土木建築用に多く用いられています。自然石のまま利用される庭石や、採取してそのまま用いられる砂利や砂は広い意味では石材ですが、加工して使わないので石材には含まれません。
石材は石器時代から利用され、西洋の石造建築は古代エジプト・ギリシャ・ローマ時代の神殿から中世のゴシック教会堂へと発展しました。日本では明治になってから、洋風建築や鉄道・港湾などの土木工事が始まるとともに石材の需要が増えました。その後、鉄筋コンクリート技術の導入により建築構造材としての利用は減りました。
代わって骨材としての川砂利の利用が始まりましたが、近年は川砂利では需要を満たすことができないので、骨材はおもに各地の採石場から得られる砕石を用いるようになりました。
また石材技術の進歩とあいまって、建築石材はおもに板材として装飾用に利用され、磨くと美しい光沢面が得られる御影石と大理石が重視されるようになりました。最近はこれらの石材の多くを海外から輸入しています。
これらおもに建築の内外に用いられる石材と、庭石として庭園に用いられる自然石の特徴や種類は下の表のとおりです。