仏事Q&A

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浄土宗と浄土真宗はどう異なるのですか?

浄土宗と浄土真宗は、どちらも「南無阿弥陀仏」を唱えて極楽往生を願う信仰です。 両宗とも他力本願、つまり念仏さえ唱えれば阿弥陀如来の慈悲の力(他力)によって救われると説いています。 しかし、浄土真宗の親鸞上人の他力は、浄土宗の法然上人のそれをさらに徹底したもので、絶対他力と呼ばれています。 

親鸞上人は阿弥陀如来を信じる心(信)さえ起こせば、極悪非道の人間でも極楽往生できると説きました。 そして、法然上人が念仏を唱えれば唱えるほど極楽往生が確実なものになると説いたのに対して、親鸞上人は念仏の回数に関係なく「信」さえ起こせば往生できると説いたのです。

ご参考までに・・・。