- 仏事Q&A
「無可無不可かもなくふかもなし」とは、どういう意味ですか?
「可もなく不可もなし」というと、今では「悪くないけど特に良い点もない」と解釈され、あまり良い意味では使われません。
そもそも、この言葉は儒家の創始者である孔子の『論語』が語源です。 挑戦してみる前から「これは良い結果がでる」「いや役には立たない」などと考えず、まずやってみればよいという意味です。
この考え方は、禅の精神を表す言葉として用いられてきました。
新しい挑戦をするとき、失敗することへの不安が大きくのしかかってくるものです。 あなたも、何かチャレンジをしようとしているときに「自分には無理」「うまくいくわけない」など、何かをする前からあきらめていませんか?
やってみないとわからないことは多いものです。 失敗しても、またやり直せばいいのです。 最初から悲観的にならず、まずは何でも思い切って挑戦してみることが大切です。 「私にできるはずない」なんて決めつけず、あなたの未来の可能性を信じましょう。
ご参考までに・・・。